首の痛み
寝違え
朝起きたら動かない急な首の痛み。
頚部痛の種類
大きな種類としては、3つ程あります。
1→筋肉、筋膜の症状→運動や慣れない仕事をした後になった場合は一番考えやすい状態です。
2→関節の症状→動きの制限が強い場合の急性的な寝違えなど、頚椎の後ろの小さな椎間関節を覆う関節包由来の痛み。
3→椎間板の症状。椎間板がひどく痛んで、飛び出し、神経を圧迫すると頚椎椎間板ヘルニアとなります。痛みがひどく、しびれ、感覚鈍磨、運動障害などがあれば専門医の受診をお勧めします。
寝違えは上記の1、2番に該当します。
主に治療対象となる症状は、筋肉、筋膜、関節包となります。
・筋肉が原因の場合→頚椎の動き6方向を確認し、触診にてどこの筋肉が1番の原因かを探します。また、頚部の緊張が強い場合に、表層から内圧を下げる筋膜リリースを行った後、
脱力が得られた後、はり治療をすることもあります。
・ 筋膜が原因の場合→膜のつながりを理解し、患部とは離れた所からの施術をする場合もあります。
・ 関節包(関節を覆う袋)が原因の場合→痛みの出現した初日などの場合、炎症が伴っていると判断した場合には、あまり動かしたり、揉んだりしないほうがいいケースがあります。
ご自身での判断は難しいと考えます。また、状況に応じてエコーガイド下にて安全に関節包周囲に鍼を打つことができ、症状の改善が期待できます。
まずは一度ご相談ください。